Love Letters 3 ~祭りの国で

福山潤 Love Letters 3 ~祭りの国で歌詞
1.プロローグ

祭りの真っ只中で、僕は立ち尽くす。
夜空を轟く和太鼓の響が、皮膚を貫いて細胞に強烈に語りかけてくる。
僕は何かを忘れているのだと。
一体、何を思い出せと言うのだ。

色彩と光の洪水。
炎は舞い、歓喜は踊る。
人々の熱が、僕に反射する。

迷い込んだ森のような無音の世界から、突如目の前に現れた興奮。

響き渡る音色はうねりとなり、
その残響は地を震わせ、空を揺さぶる。
そして、僕を執拗に追いかけてくる。
問いかけてくるんだ。

もっと遠くへ、
もっと奥底へ。

おまえの内側にある、その空白は何だ、と。


2.目隠しの真実(Short Version)

作詞:江幡育子
作曲:磯江俊道

信じてた 現実が 揺らぎだす
落ちていく 浮遊感 何処へ向かう?
見ていない 映さない 開いた目
苦しいと 魂が 叫び出す

ココロ惑わす ノイズが割り込む
「暗く笑え、ピエロ! オマエのことさ」

誰の声? 僕を 絡めて離さない
喧噪があざ笑う 目隠しの真実
気をつけて 月は 迷い子を映すよ
サカサマ ノ セカイ

感覚を 取り戻せ 目を覚ませ
ザワザワと 騒ぎ出す 冷たい熱
怖くても 閉ざさずに 見つめたら
光射す その先へ 走り出せ

自分を 信じ 空へ 伸ばせ その手で 掴め
自由 未来 希望 光 夢を…!

切り裂くセカイ そのたび傷つく
「知れ! 痛みを、ピエロ! オマエ次第さ」

僕の声 僕を 不思議へと招く
抱きしめて 許したら 回り出す歯車
花の香(か)は 甘く 過去へと誘(いざな)うよ
ギャッコウ ノ セカイ

僕を 絡めて離さない
喧噪があざ笑う 目隠しの真実
気をつけて 月は 迷い子を映すよ
サカサマ ノ セカイ

鮮やかな…
紅い花…
咲かせよう…


3.遭遇


4.再会


5.祭典


6.嗅覚


7.視覚


8.味覚


9.聴覚


10.触覚


11.エピローグ

白くなっていく空。
朝靄のサイクリングロードを風が吹き渡る。
川沿いの桜並木はどこまでも続き、真綿のような花びらを降らせている。

僕はゆっくりとペダルを漕いでゆく。
短い夢を振り返るように。

何事もなかったかのように、また一日が始まるだろう。

繋ぐ道、繋ぐ声、繋ぐ記憶繋ぐ温もり、繋ぐ匂い・・・。
意識の先には、いくつもの世界が待っていた。

耳をそばだて、目をこらし、自分の奥底へと呼吸したとき、
たしかに触れることができたんだ。

いつもと変わらない朝だけど、僕は僕を信じようと思う。

境界線をこえて、共鳴し会えた友よ。
ありがとう。


12.トラベリンマン

作詞:岩里祐穂
作曲:磯江俊道

どこから始まりで どこが終わりか
どこまでも 続くなら どこへ行くのか

明日はどうなるか 誰も知らないなんて
面白すぎでしょう

地球儀より大きな世界
一生より長い生命と祈り

風のままに 気の向くまま
そして 心ときめくまま

時を超えて 自分を超え
遥かなる その先へ

空に浮かぶ都
大地に描いた獣たちのミステリー
そして永遠

街角のミュージシャン
河岸を辿れば 月夜に船は行く

呼んでるのは 内なるリズム
伝えたいのは 理由なんてない思い

出会うために 彷徨うために
とどまるよりも 跳びだすために

夢を求め 愛と一緒に
君へ

会いたい人は 行きたい日々は
泣きたい空は 見せたい朝は

風のままに 気の向くまま
そして 心ときめくまま

出会うために 彷徨うために
とどまるよりも 跳びだすために


13.目隠しの真実

作詞:江幡育子
作曲:磯江俊道

信じてた 現実が 揺らぎだす
落ちていく 浮遊感 何処へ向かう?
見ていない 映さない 開いた目
苦しいと 魂が 叫び出す

ココロ惑わす ノイズが割り込む
「暗く笑え、ピエロ! オマエのことさ」

誰の声? 僕を 絡めて離さない
喧噪があざ笑う 目隠しの真実
気をつけて 月は 迷い子を映すよ
サカサマ ノ セカイ

感覚を 取り戻せ 目を覚ませ
ザワザワと 騒ぎ出す 冷たい熱
怖くても 閉ざさずに 見つめたら
光射す その先へ 走り出せ

自分を 信じ 空へ 伸ばせ その手で 掴め
自由 未来 希望 光 夢を…!

切り裂くセカイ そのたび傷つく
「知れ! 痛みを、ピエロ! オマエ次第さ」

僕の声 僕を 不思議へと招く
抱きしめて 許したら 回り出す歯車
花の香(か)は 甘く 過去へと誘(いざな)うよ
ギャッコウ ノ セカイ

僕を 絡めて離さない
喧噪があざ笑う 目隠しの真実
気をつけて 月は 迷い子を映すよ
サカサマ ノ セカイ

鮮やかな…
紅い花…
咲かせよう…


14.気になるアイツはポンチョ~ヌ音頭

作詞:春行・福本岳史
作曲:春行

走りだしたのさ 止められないのさ
大胆不敵な ポンチョーヌ
唄い出したのさ 止められないのさ
予測不可能な ポンチョーヌ
僕さ

風の匂いが 少し変わった
僕は独りで 歩き出す
行くあてしらず 誰にも告げず
旅の空です 隣りまち

あぁ非日常と 日常の境界線
それってきっと 最初から無いよ

さすらいのハート 一途な気持ちと
めぐりめぐってる ポンチョーヌ
クールな視線と 熱い眼差しと
こんがらがっている ポンチョーヌ
僕さ

ついてこれるかぃ? ついておいでよ
裸の心 ひとつ持って

さぁ非現実と 現実の狭間に
ハシゴかけて 行ったり来たり

ポンチョ ポンチョ DE ポンチョ〜ヌ
気になるアイツは ポンチョ〜ヌ
ポンチョ ポンチョ DE ポンチョ〜ヌ
気にならなくても ポンチョ〜ヌ
ポンチョ ポンチョ DE ポンチョ〜ヌ
どこで売ってる ポンチョ〜ヌ
ポンチョ ポンチョ DE ポンチョ〜ヌ

ポンチョ ポンチョ DE ポンチョ〜ヌ
ポンチョを着てみりゃ ポンチョ〜ヌ
ポンチョ ポンチョ DE ポンチョ〜ヌ
あなたも着てみりゃ ポンチョ〜ヌ
ポンチョ ポンチョ DE ポンチョ〜ヌ
気になるアイツは ポンチョ〜ヌ
ポンチョ ポンチョ DE ポンチョ〜ヌ

あぁ非日常と 日常の境界線
それってきっと 最初から無いよ

何を求めてるの? 何を探してるの?
そんなにも僕を せめないで
ただ風に吹かれ ただ星をみてる
ポンチョにその夢 忍ばせて
行こう

走りだしたのさ 止められないのさ
大胆不敵な ポンチョーヌ
唄い出したのさ 止められないのさ
予測不可能な ポンチョーヌ
僕さ


15.遭遇(Instrumental)


16.祭典(Instrumental)


17.触覚(Instrumental)


18.エピローグ(Instrumental)